大会ルール

テニス大会のルールについて

吉川市テニス協会主催の大会は「セルフジャッジ」審判方式を採用しています。
各自、下記、ルールに従い試合を進めてください。

ネットの高さ

プレーの開始前にプレーヤーはネットの高さを測り、高さを直すことができる。

ジャッジについて

「アウト」・「フォールト」の判定について

ネットより自分側のコートについて判定とコールをする。
判定とコールは相手に聞こえる声と明確なハンドシグナルで速やかに行う。
相手の判定に不服があっても相手コートの判定をすることはできない。
着地後直ちに「アウト」(「フォールト」)とコールができなかったボールはすべてグッドとみなされる(ボールがラインにタッチまたはボールを見失って判定できなかったときは「グッド」)。

ボールが「アウト」(「フォールト」)であったとしても、次の場合には無効とされ、グッドと見なされる。

 ・アウト(フォールト)ボールを返球し、相手コートでアウトになる(またはネットする)までに「アウト」(「フォールト」)のコールをしなかった場合。
 ・アウト(フォールト)ボールを返球し、相手がそのボールを打つまでに「アウト」(「フォールト」)のコールをしなかった場合。

スコアのアナウンス

サーバは、サーブを打つ前にレシーバーに聞こえる声でゲーム、ポイントのコールをする。
レシーバは、同意の返事(ハイ、OK)またはジェスチャ(大きくうなずく、手をあげる等)で応じる。聞き取れない場合、間違いの訂正はサーバのアナウンス後、直ちに行うこと。

コール後の訂正

一旦「アウト」または「フォールト」とコールした判定を訂正した場合は、1回目は故意でない妨害とみなしてポイントレットとする。
ダブルスでペアのいずれか一方がコールを行えば、それが有効判定となるが、ペアの判定が違った時は1回目は故意でない妨害とみなしてポイントレットとする。
ただし、判定を訂正した直前のショットが明らかなエース、ウイニングショットであった場合は、判定を訂正した選手、ペアの失点とする。

2回目以降の訂正は故意の妨害としてその選手、ペアの失点とする。

コートの外からのボールの侵入等での妨害

レットのコールはそのコートの全プレーヤーができる。
レットをコールしポイントをやり直す。
ただし、相手選手がボールを打った後にレットをコールし、そのボールがアウトとなった場合、
または、相手選手が打ったボールが明らかに決まりそうなときにコールしたレットは無効となり決めた選手のポイントとなる。

ラケット以外の着衣・持ち物を地面に落とした時

1回目は、レットのコールでポイントをやり直す。2回目以降は、落とすたびに失点。(ダブルスではパートナーが落としても失点:双方で確認の上再開する)*レットをかけずにプレー終了した時はポイント成立。

スコアが判らなくなった時

ポイント、ゲームとも双方が合意できる最初のスコアまで遡り、それ以降の合意できたポイントを足したスコアから再開する。サーブをするサイドは、再開されたスコアに準ずる。

ボールマークのチェック

ボールマークのチェックはクレーコートでのみ可能であり、それ以外のコートではできない。

誤りの訂正 ( 誤りに気づいた時 )

テニス規則に関わる誤りが発見されたときは、誤りに気づくまでに行われたポイントは原則として全て有効とする。

サービスサイドの誤り

直ちにスコアに応じたサイドからサーブをする。

サービスエンドの誤り

直ちにスコアに応じたエンドからサーブをする。

サービスの順番の誤り

気づいた時点で本来のサーバーに替わる。気づいた時すでにゲームが終了していた場合は、そのままの順番で続ける。タイブレーク・ゲームでは、偶数ポイントが終わった後で気づいた場合は直ちに正しい順番に戻し、奇数ポイントではそのまま続ける。

レシーブ隊形

ダブルスでパートナー同士の隊形が入れ替わっていることに気づいた時、そのまま続け、次のレシーブのときに本来の隊形に戻す。

服装規定(ドレスコード)

服装

選手は、コートの中ではテニスウェアを着用しなければならない。
男子は、シャツとショーツ、女子は、ワンピースまたは、シャツとスコートまたはショーツとする。
セーター、カーディガン、ベスト類を着用は可。
ウォームアップスーツの着用はウォームアップ時のみとする。
シューズは、コート面を傷めないテニス専用シューズとする。

テニスに不適切なTシャツ、ランニングシャツ、ランニングパンツ、ジーンズ、その他の不適切なウェアの着用は不可。

ロゴ

シャツ、セーター類、上着、ワンピースのウエストより上部
【袖あり(片側)】

・19.5平方cm以下のコマーシャルロゴ1つ
・52平方cm以下の製造業者ロゴ1つ、または、26平方cm以下の製造業者文字1つ

【袖なし】

・前身ごろに19.5平方cm以下のコマーシャルロゴ2つ

【前身ごろ、後身ごろ、襟】

・13平方cm以下の製造業者ロゴ2つ、または、26平方cm以下の製造業者ロゴ1つ

ショーツ、スコート、パンツ、ワンピースのウエストより下部

・13平方cm以下の製造業者ロゴ2つ、または、26平方cm以下の製造業者ロゴ1つ

スパッツ

・13平方cm以下の製造業者ロゴ1つ

帽子、ヘアバンド、リストバンド

・13平方cm以下の製造業者ロゴ1つ

レフェリーの認める医療製品

・13平方cm以下の製造業者ロゴ1つ

ソックス

・13平方cm以下の製造業者ロゴ、数は無制限

シューズ

・製造業者ロゴの制限は無し

バッグ、タオル

・製造業者ロゴの制限は無し

ラケット
【フレーム】

・製造業者ロゴの制限は無し

【ストリング】

・フレーム製造業者ロゴ1つと、ストリング製造業者ロゴ1つ

その他
【学校名称など】

学校名称、校章、テニスクラブ名称、サークル名称などはコマーシャルロゴとして扱う。

ロゴの大きさの目安
【13平方cm】

・直径約4cm以下の円形
・1辺が約3.6cm以下正方形
・1辺が約5.5cm以下正三角形
・高さ2cm、長さ6.5cmの長方形など

【19.5平方cm】

・直径約5cm以下の円形
・1辺が約4.4cm以下正方形
・1辺が約5.5cm以下正三角形
・高さ3cm、長さ6.5cmの長方形など

【26平方cm】

・直径約5.8cm以下の円形
・1辺が約5.1cm以下正方形
・1辺が約7.8cm以下正三角形
・高さ4cm、長さ6.5cmの長方形など

【52平方cm】

・直径約8.1cm以下の円形
・1辺が約7.2cm以下正方形
・1辺が約11cm以下正三角形
・高さ4cm、長さ13cmの長方形など

コード違反について

選手が各コードに違反した場合は、下記ペナルティーを科す。

1回目の違反

警告

2回目の違反

1ポイントを失う

3回目以降の違反

その都度1ゲームを失う

なお、その後はレフェリーが失格を判断する。
また、悪質な違反は1回目であってもレフェリーが失格を決定できる。

ウィズドロー(出場の取り消し)

出場を申し込み受け入れられた選手がドローが作成されたのちに出場を取り消す場合は、理由を添えて主催者へ通知すること。

試合への遅刻

試合の当日、決められた締切り時刻まで受付を行うこと。
受付後、オーダーオブプレーに従い試合に入ること。
試合に遅れた場合の扱いは下記の通りとする。

試合へ遅刻した選手の扱い

一方が10分を超えて遅刻
トス

・敗者

ウォームアップ

・行なう

試合開始時のスコア

・0-1(相手の1ゲームUP)

双方が10分を超えて遅刻
トス

・行なう

ウォームアップ

・行なう

試合開始時のスコア

・1-1

一方が15分を超えて遅刻

ノーショウとなる

双方が15分を超えて遅刻

2人ともノーショウとなる

タイムバイオレーション

試合中、不当な遅延をしてはならない。
不当な遅延行為に対しては、タイムバイオレーションが科せられる。

1回目

警告

2回目以降

その度に1ポイントを失う

ポイント間(20秒)

ポイントが決まった瞬間(アウトオブプレー)から、次のポイントの第1サーブを打つまでの時間は最長20秒とする。
サービスフォルト後は遅れることなく第2サーブを打つこと。
サービスチェンジの時間も最長20秒とする。

エンドチェンジ間(90秒)

エンドチェンジ直前のゲーム終了のポイントが決まった瞬間(アウトオブプレー)から、次のゲームの第1サーブを打つまでの時間は最長90秒とする。
ただし、第1ゲーム後とタイブレーク中は休憩無くエンドチェンジすること。

セット間(120秒)

各セット修了後、次のセットの第1ゲームの第1サーブを打つまでの時間は120秒のセットブレークとなる。

レシーバー

サーバーが、サービスを使用とした時、レシーバーはサーバの理にかなったペースに合わせてレシーブの構えをすること。

携帯電話の持ち込み

携帯電話やタブレットをバッグに入れてコート内に持ち込む場合は、電源をOFFにすること(バイブレーションモードでは不可)。電源を入れたまま持ち込むと「コーチング」を受けていると見なされる(直接、電話で会話をしなくても)。

次の場合はレフェリーか大会本部に申し出る。

 ・相手選手の言動やコールに疑問があるとき
 ・プレーヤー同士で解決できないようなトラブルが起こったとき
 ・試合中、トイレ等で一時的にコートを離れるとき
 ・メディカルタイムアウト(怪我、筋ケイレン等で手当ての時間)を取りたいとき

※レフェリー、大会本部への連絡は相手にその旨を伝え、第三者に依頼し、当人はコートに残る。
*掲載したルールは日本テニス協会発行の「テニスルールブック」から、要約引用しました。
レットのコールに関する記述や判りにくい箇所の詳細は大会役員に聞くか、ルールブックでご確認下さい。

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